そうだ!人生をやり直そう

52歳からのチャレンジ

恐怖を感じる人間関係は異常

 いろんなことがあり過ぎたモラハラ夫との30年。モラハラの支配コントロールという洗脳が解け、さあこれからという日(昨日)倒れてしまいました。

 原因がよく分からないのですが、喉の血管が切れて出血することがあります。血管が破れて出血するのならまだいいのですが、わたしの場合、血管が破れず水風船状態になるのです。こうなると呼吸ができなくなり死ぬほど苦しくなます。喉に激しい異物感を感じ吐き気がしてきますので嘔気が抑えられないのです。たいていはこの嘔気で水(血)風船は破け、事なきを得るのですが、一度だけ破れず救急車で運ばれたことがありました。運ばれる途中、嘔気による破裂のため血を吐き病院についたときには呼吸は戻っていました。昨日はなかなかはじけず、倒れてしまいました。その姿を見た娘たちが救急車を呼ぼうとしましたが、大事にしたくないのと、夫は出勤していたので自宅にはいなかったのですが、何というか夫に弱い自分を知られたくないという咄嗟の思いでかたくなに拒みました。天の救いか、嘔気による破裂があり、その後、病院に行きました。

 何か新しいチャレンジをしようと意気揚々となると、トラブルが起きるのはわたしにはよくあるパターンです。それが不幸の前兆であったためしがないので、朝食でお茶碗が割れたとか、そういう類は完全なる迷信だと思っています。これからという時に前倒しで悪しきことが消化されるのだと思っています。

 年末に特大のモラハラを受け(このことについては改めて記録します)モラハラに関するYouTubeを見まくりました。その中で「人間関係を築く上で恐怖を感じるのは正常ではない」というフレーズで洗脳が解けました。たったこの一言で30年の硬直から解放されたのです。長い時間をかけてカウンセリングを受けたわけでも、我慢に我慢を強いてきた思いを誰かに吐露したわけでもなく、たったワンフレーズで完了しました。30年は長かったですが、もしこのきっかけがなければたぶん死ぬまで洗脳は続いていたと思います。

 お付き合いの期間を含め30数年間、夫に対して常に恐怖を感じびくびくとおびえて過ごしてきました。機嫌を損ねないようにいつも顔色をうかがい、主従関係を続けてきました。娘たちにもそのことを強いてきました。洗脳されていたので娘たちにも同じように夫の顔色をうかがい、夫優先の生活をさせてきました。それがおかしいなんて微塵も思っていませんでした。今となっては本当につらい思いをさせてしまったと後悔の念しかありません。

 私がここに記録を残すのは、私のような人の何かのヒントになればいいとの思いからです。家庭で起きることは見えません。どんなに苦しいことがあっても一歩外に出ると外の顔を取り繕うものです。不幸になるために家族になる人は一人もいません。「いつかはきっと」と願いながら頑張るものです。でもそれは相手によるのです。同じ方向を向いて進むことができないのであれば、それまでの事です。誰かを支配することでしか幸せを得られない人とは幸せを築くことはできません。いろんなことがありました。どこからどう記録していけばいいのか分からないので、思い出したことから残していきます。