そうだ!人生をやり直そう

52歳からのチャレンジ

相談をするということ

 モラハラ夫に30年間苦しめられてきましたが、「相談する」という発想がありませんでした。今日、自治体の女性のための支援センターに電話しました。なかなかつながらず、苦しんでいる人がたくさんいるんだなと苦しくなりました。テキパキとした女性の方が電話口に出られ、証拠としてのメモを残すこと、記録を残していない過去のことは思い出した折に書き留めておくこと、そして離れること(離婚)を提案されました。「例えばどんなことを言われるんですか?」と聞かれました。その瞬間に頭が真っ白になりました。言葉が何も出てこないのです。しばらくの沈黙の後に「すみません、思い出せません」と言うと「忘れなければ生きていけない生活を続けてきたのですから、思い出せなくてもいいですよ」と言われました。またこのフレーズがわたしを救いました。わたしは頑張ってきた。必死に生きてきたんだと自分の事を顧みました。「しっかりと準備をして次の住まいを確保してから行動に移しましょう。身一つで出るのはこれからにつながりません。」これは身体の危険のないわたしの場合にはとても大切なことだと思いました。ケースバイケースです。状況によっては着の身着のまま逃げ出すことが正解の場合もあります。また経済的に困っているわたしのような者が法律的な相談をする際に利用できる「法テラス」を紹介されました。まずは市の支援機関に電話をすることを提案されました。知っている人に尋ねることがこんなに心強いものかと驚きました。少し心が軽くなりました。